◆〔たかじんのそこまで言って委員会〕より:命の重さを考える②
前回の続き。
【3】残虐な映画、ゲームは凶悪事件に影響しているか?
・残虐描写の規制は曖昧なまま。
・映画だけでは無く、ゲームソフトにも蔓延している。
・銃を撃つ。刀で斬る。血しぶきがあがる。・・等、リアルさUPで人気もUPする一方。
・アメリカでは、200億ドル市場(1兆6千億円)とも言われて、ゲーム市場の牽引役となっている。
・しかしこれらは、あくまで大人向けとされ、子供への販売は禁じられている。
◆コネティカット州の小学校で、20歳の男が銃を乱射し、児童20人を含む26人が死亡するという事件が発生。
・オバマ大統領が「銃の規制」に乗り出す。
・全米ライフル協会は「銃の乱射事件の責任は、子供達が暴力的文化に晒されるビデオゲームや、映画、メディアにある」と主張。
◆実際、コロラド州の映画「ダークナイト」の先行上映中に、男が乱入し銃を乱射した。12人が死亡、58人が負傷した。
・犯人の男は「俺はジョーカーだ」と、映画のダークナイトの悪役の名前を口にした。
◆日本でも、2011年、鳥取新生児殺害事件が起きた。
出産直後の子供を遺棄した罪で捕まった時、「すべてが夢で、リセットボタンを押したら、消えてしまえばいいのにと思った」と答えている。
◆2014年、長崎県佐世保市、小6女児による同級生殺害事件のあと、小中学生3600人を対象に「死んだ人が生き返ると思いますか?」と意識調査を実施した処、15.4%の子供が「人は死んでも生き返る」と回答。
果たして、映画やゲームの影響なのか?
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■質問:残虐な映画・ゲームは、凶悪事件に影響を与えていると思うか?
①宮崎氏[×]描かれ方や、鑑賞の仕方による。
②勝谷氏[×]倫理道徳教育。
③竹田氏[○]子供のうちに馴れるのは危険。
④山口氏[○]幼少の頃に見たホラー映画が忘れられない。
⑤加藤氏[○]強制的に制限すべき。
⑥金氏[○]深くものを考えなければ、洗脳されやすい。
⑦津川氏[○]だが、影響を受ける奴は救いようのないバカ。
⑧桂氏[○]痛みがわからない。
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〔宮崎氏〕日本の殺人事件は、年々「過去最低」を記録している。
〔加藤氏〕戦争なら「誰を殺してもいい」というのが大半。
〔勝谷氏〕戦争を知らずして、平和は語れない。
人類は戦争が大好き。男の子は武器が大好き。人を殺すのが大好きなのだ。
そうでないと、ガンダムのように熱狂しないじゃないか。あれは殺し合いじゃないですか。
〔桂氏〕今の若い子は、チャンバラを知らない子供が居る。
〔山口氏〕子供同士の喧嘩の加減を覚えて欲しい。
「喧嘩はいけません」、「争い事はやめましょう」になっているから、バーチャルな世界になっている。
〔宮崎氏〕おとぎ話のストーリーを書き換えてしまう教育をしている。
■以前にも書いたが、私はTVゲーム(スー○ー○リ○)が登場した頃から、TVゲームの危険性を訴えている。
それは、当時幼稚園だった息子にTVゲームを買ってやった直後だった。
多くの子供達が家に来るようになり、(息子に友達が出来て良かった)と喜んでいた。・・のも、束の間だった。
「殺せ!殺せ!」、「やったぁ・・死んだ!」・・驚いた私は、思わず振り返った。
そこに居たのは幼稚園児では無かった。目はギラギラさせて、獲物に食い付くケダモノのように感じたものだ。
あまりに驚いたので、「なぁ、ボク達。人間はリセットボタン押しても、死んだら生き返らないって、知ってるよね?」と、子供相手に真剣に聞いた(汗)
子供達は「わかってるよ、おじさん。これ、ゲームだもの」とは言っては居たが、何か未来へ向けて不安な気持ちがよぎった事を覚えている。
そして、直ぐさま「読売新聞」の読者欄に「TVゲームの危険性」と題して投稿し、掲載された。
それから間もなく、あの忌まわしいサカキバラセイト事件が起きた。
【4】なぜ?人を殺してはいけないのですか?
・今から16年前、サカキバラセイト事件の後。ある若者が「なぜ?人を殺してはいけないのですか?」と発した問いが、社会現象に。
番組に出演していた知識人は、誰一人として答えられなかった。その後、心理学者、文学者、哲学者、社会学者達が競うように本を出版。
・国士舘大学教授(評論家)の小浜逸郎氏は、一般的には「大事な決まりとなっているからで、この決まりを破っていい事になってしまうからだ」と、当り前に答えて置けば十分である。・・としている。
・瀬戸内寂聴(天台宗:作家)
理屈も何もない。これは仏教で言えば「戒律」である。人間として、絶対にしてはいけない事なのである・・と語る。
・作家の野坂昭如さんは、「殺しなさい。ただ、君も殺される」と、強烈な一言。
■2012年6月、大阪心斎橋通り魔事件では、男女2人が路上で刺殺された。
調べに対して「自殺しようと包丁を買ったが死にきれず、人を殺したら死刑になると思ってやった」と供述。
■平成23年の死亡者数。
事件の死者数 967人。自殺者数 30651人。(1998年から14年連続:警察庁調べ)
卑劣さを増す「いじめ問題」・・いじめを苦にした自殺も少なくない
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■質問:なぜ?人を殺してはいけないのですか?
①宮崎氏:あなたが殺されたくない以上は・・
②勝谷氏:今は、戦争中ではない。
③竹田氏:自分がされて嫌なことは、人にするな。
④山口氏:人の命は、すごいんだよ!!
⑤加藤氏:神様に与えられた命。いいと言われるまで生きる義務がある。
⑥金氏:自分自身が殺されたくないでしょ。
⑦津川氏:命を大切にしない奴は、あっちの山へ飛んで行け。
⑧桂氏:あかんもんは、あかんねん。
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〔司会:辛坊治郎氏〕「自分が死にたかったから、死刑になりたい為に殺した」と、言う人に対して、どう言うのか?
〔金氏〕世の中には、異常神経の人達が居て、その人達を納得させる言葉は無いと思う。
〔宮崎氏〕それは本当のことか?本心からの言葉なのか?と疑問に思う。
〔勝谷氏〕そこに日本のゆるさがあって、アメリカで銃をブッ放していたら、必ず、その場で射殺される。
日本も、その場で殺してしまえばいい。長い裁判をする必要はない。
〔山口氏〕先祖から伝わり続けている命だから大切。誰かが歩んで来た人生を断つって事は、とても罪深い事なのだよ。
〔加藤氏〕神様に与えられた命。いいと言われるまで生きる義務がある。自分の命も、他人の命も、侵害する権利は一切無い。
(この質問の中では、最高と思える回答なのに・・加藤氏が答える前に「フフフフフ」と小笑い声が聞える)
(この笑っている人物は解らないが、こういう人が自他とも一番危険な人物だ。自らの仏性を、自らが汚している事すら、気付いていない)
〔勝谷氏〕ソマリアに行って、戦争の最中に行って、知って来い。
ソクラテスが「ただ生きるな、善く生きよ!」と言った。
〔司会、桂氏〕あかんもんは、あかんねん!会津藩士の「ならぬものは、なりませぬ」だ。
〔勝谷氏〕地獄絵本が売れ始めた。やっとまともな日本になり始めた。
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■「なぜ?人を殺してはいけないのですか?」
これこそ【宗教観】無しでは、真実の回答は出せないと思う。
・瀬戸内寂聴氏の言われる「戒律」は、確かに釈尊の時代に「殺生戒」として教団内の約束事のひとつとして決められたものだ。
当時の教団内の戒律は、(数字は忘れたが)男性の2桁戒律に対して、尼僧である女性の戒律は、男性の数倍もあった。3桁だったと記憶している。
「戒律」とは、罰則の無い決まり事のことであり、「自戒」は自分を戒めることであり、違反したからと云っても罰則規定は無い。
ゆえに、「戒律」の中の「殺生戒」は、現在では罰則のある「法律」になっているので、【「戒律」<「法律」<「真理」】だと知らなくてはいけない。
だから現代では、「法律違反」だから罪になると言わなければならない。
■瀬戸内寂聴氏の、釈尊の作り話や笑い話は肉欲的な話が多く、不謹慎を通り越して【釈尊を貶めるものだ】。天上界に還る事が出来るだろうか・・
氏は、今世を去る時、相当なる覚悟をされて置かれた方がいい。もしくは今から大反省をされることだ。間に合うかどうかは解らないが・・
■また、〔加藤氏〕が、「神様に与えられた命。いいと言われるまで生きる義務がある」と言われた時に笑った人も、相当なる反省が無ければ大変だ。
天上界の言葉に対して、含み笑いをしているようでは、死して後の行き先は天上界とは正反対の場所。それを知らないから、あざ笑えるのだろうが・・
■「自分が死にたかったから、死刑になりたい為に殺した」は、宮崎氏の言われる通りで、【常に、殺意が他人に向いていた・・に過ぎない】
殆どの人は、他者攻撃性を持つ人ならば、どこまでも他者への攻撃に関心があり、「自分が死にたかったから」は、後から付けたものだ。
■〔勝谷氏〕の話は極端過ぎて・・正論ではあるが、混じり物が多いので残念だ。氏は、もっと【宗教の領域】に入られることをお勧めしたい。
そうすれば、素晴らしい人になられる可能性をも秘めているように思う。
■〔金氏〕や〔津川氏〕は、さすがというか、年の功というか、根底には信仰心がある。今の日本には、必要な方達だと思っている。
■〔宮崎氏〕は、インテリ的な面と生真面目な面が交錯して、知識の豊富さには好感は持てる人だが、これまた宗教観が見えない人だ。
知性(知識)⇒理性⇒悟性の内、理性までは持ち合わせて居られるので、【悟性】が目覚めることに期待したい。
■とにかく、この「なぜ?人を殺してはいけないのですか?」への回答で、仏法真理に最も近かったのが〔加藤氏〕の言葉だ。
【人は生きる義務があります】は、〔幸福の科学の総裁〕が15年位前に発された言葉であり、当時は「えっ?義務なの?」と、信者も驚いた言葉だった。
今では、〔加藤氏〕のように、信者でも無い人達が使われていることが嬉しく感じられる。
人は「生きる権利」を主張しても、【生きる義務】まで思いも付かない。
〔幸福の科学の総裁〕の一転語は、次第に日本人の中に浸透しているようだ。
■「なぜ?人を殺してはいけないのですか?」と同じく、「なぜ?いじめはいけないのか、なぜ?いじめられても死んではいけないのか」もある。
2006年。ある番組の「いじめ」討論を見ていたが、識者と呼ばれる人達が一切、誰も口にしなかったのが、「なぜ?いじめはいけないのか」だった。
おそらく誰も、疑問も、答えも、持ち合わせて居なかったのだろう。
◆【いじめは光と闇の戦い】なぜ?いじめはいけないのか?、なぜ?いじめられても死んではいけないのか?
■私は、2000年初頭から、ひょんなことで「悩みの掲示板」に出逢った。最初は(世間の人達は、どんな事で悩んでいるのだろうか)程度の気持ちだった。
ふと見ると、「不倫関係寸前の悩みを書き込んでいる男性」に、誰もレスしていないので、私なりのアドバイスを試みた。・・のがキッカケになった。
その男性は、私のレスに「おかげで目が醒めました。ありがとうございます」の感謝の言葉を書き込まれて居た。
当時50代前半だった私は、「これ(悩み相談)は、もしかしたら、自分を変える事が出来るのではないか?」と感じ、1年限定のつもりで本気で試みた。
当時の私は、(悩みから立ち直って頂きたい)との思いで、本気でレスをしていたので、周囲が見えなくなっていた。
ふと気が付いたら・・私以外のアドバイス者は激減し、私のレスが最終結論のようになっていた事に気が付いた。
例えば、それまでアドバイス側に居た人が「質問です。太陽が沈む時、どうして大きく見えるのですか?」と、問われていた。
他の人達がいろいろ書いていたが、どれも間違っていた。「沈む時の山とか建物と比較して、大きく感じるのです」のような回答もあった。
私は、「空気の層が凸レンズの役をしているのです」と、その仕組みを詳しく書いた。
そして、良いアドバイスをしていた人に「最近、来られないようですが?」のメールを出したら、「あなたが居るから、私は必要ないと思っています」との返事。
私は、「しまった!」と思った。私の書き込みで、他の人が書き込むチャンスを奪っていた・・と気付き、深く反省した。
その後は、難しい質問をして居る人だけに焦点を絞って書いた。
■その頃の私は、他にもこういう悩みの相談場があるとは思ってもいなかった(汗)
その掲示板だけが、特殊なものだと、勝手に思い込んで居た。
ある時、そこに居た相談者から「助けて!心臓抉られるようなレスをもらって苦しくてたまらない」とメールが入り、指示された場所に行って驚いた。
毎日1万人以上が訪れる大型サイトで、質問者も回答者も、若者達が殆どだった。
スレッドを見ると、それはもう・・目も当てられない程の罵倒の嵐だった。
質問自体は大した事ではない。
「中3の息子が受験勉強もしないで野球に明け暮れているので、野球道具を隠したら、勉強をし始めたが、口を聞いてくれなくなった」というもの。
それを若い女性達が、「あなたは子供さんの将来を奪った」だの、「取り返しのつかない事をした」だのと、非難の荒。
私は、「もう充分です。・・(この後書いた言葉を思い出せない)」のタイトルで、【反省】と【感謝・報恩】の話を、例え話で書き込んだ。
詳しい事は省くが、「普通の男子は、母親が野球道具を隠したくらいで傷付いたりはしない」、「勉強を始めたと言う事は、自覚したと言う事」
「ただ、男子なりのプライドと照れくささが同居しているので、沈黙しているだけ。優しい男の子だと思う。私は褒めてあげたい」から書き始めて、その後の対処法としての【反省・感謝・報恩】の話をした。
場の雰囲気がガラリと変わり、戦場から感謝の場に変わった。褒め合う言葉が圧倒的多数を占め、それまで非難罵倒していた人達は、消えて行った。
そんな事があって以来、私は、あちこちの相談場に招かれて・・、見て見ぬ振りが出来ない性分なので、とうとう、現在まで至っている(汗)
その間12年以上に渡り、万単位のメール、万単位のレスをして来た。1テラバイトの外付けHDDが、悲鳴をあげている(笑)
■私は仕事上でも、万単位の人達と縁があり、ほんの一時期でもありながらも、相手が見えないネット縁者も万単位の人達と接して来た。
これこそ(縁ある人達)が、私の財産だと思っている。
学校校長も万単位の児童生徒と接して居るが、同じ万単位でも【層や厚み】が違う・・と、最近になって気が付いた。
■高2の夏休みに父親が亡くなり、後を継ぐ予定では無かった私が、父親の仕事を継がざるを得なくなった。
当然、大学進学は出来ない。・・ので、諦めた。
・・が、応援に駆け付けてくれた男達が増えたので、急遽、「大学へ行け」となったのが、高3の冬休み前(笑)
父が健全だったら理数系大学へ行っていたのだが、いずれ会社を経営しなければならないので、ソロバンと簿記を覚える為に商業大学に行くしか無かった。
当時の地元の山口大学の経済学部は、全国的にも知られていたので、競争率は16倍(笑)・・無理なのは解っていた(汗)
合格者の出身地を見ると、本当に日本全国で、山口県もその中のひとつに過ぎず、(これで地方大学か)と思ったほどだ。
だが、殆ど勉強も手に付かなかった私なのに、冬休み前(笑)に、教師に相談したら、「教育学部なら入れるぞ」と言われた。
■書いて良いのか迷ったが、私の時代の「教育学部」や「公務員」は、スベリ止めだったのだ。
私より成績の悪い者達が、教員・校長、地方公務員なっていた。
それゆえか?どうかは知らないが、45歳の時、中学校卒業30周年記念で8クラス合同同窓会を開いて4割強の者が参加してくれたが・・
教員・地方公務員の職に居る者達の参加率の悪いこと。参加してくれた者でも、どこに居るのか解らないほどだった。
県教委に居た者も、教頭職に居た者も、同級生達の中では影が薄かった。
彼等が普段は、どのような立場で、どのような権威をかざしているのかは知らないが、昔馴染みの同級生達の前では威張れないのだろう、と察した。
話し掛けると、そこは同級生。立場の壁は無い。が・・、彼等の話題性の低さに驚いた。
確かに、学生時代だけを見れば、学力だけを見れば、彼等が私を追い抜いた事は無かった。
だが、それから30年近く経っているのだ。
学生時代のほんの一時期の学力差など、その後の社会に出てからの経験値の方が遥かに大きいはずだ。
私が持ち合わせて居ない知識や経験も得ているはずだ。・・が、彼等が蓄えた知識や経験は、世間で通用するものでは無かった。
正直言って、ますます差が拡がっているというか・・まるで別次元世界(笑)の者のように感じたものだ。
彼等は、私達一般社会の人間に付いて来れない人達と化していた。
それも役職が付いて居た者ほど、人並みの考え方が出来ない。
【社会性】に欠けている者達だ・・と感じたものだ。
彼等も、それを感じ取ったのか・・ひとりポツンとテーブルに座って居た。
そうした者達が、10年前あたりから学校長や公務員の上役となっていた。
■同級生や知人の中には教員も多いが、本当に生徒との触れ合いを求めていた者達は生徒指導や部活顧問になり、平教員のままで退職している。
ちなみに今は、上に昇る為に生徒指導をする先生が多いとのこと(30年間、生徒指導をしていた私の従兄の話より)
なにか・・随分と話が逸れたような(汗)、一度に書いているのでは無く、途切れ途切れに書いているので、ご勘弁(言い訳です(汗))
ええと。。「なぜ?人を殺してはいけないのですか?」の話だった(汗)
その前に(また余計な話を!☆ ̄(>。☆)イテェ )
■以前、神社の近くで仕事をしていた時、おもしろいことがあった。
3歳位の大きな男の子が、年下の小さな男の子のオモチャを奪い取って、泣かしていた。
大きな男の子のお母さんは、必死で、一生懸命に子供を説得していた。
私は、その光景を、神社の境内の石段に座って、(さて、このお母さん、どうするかな・・)と、見学していた(汗)
母「オモチャを返しなさい!」
子「やだ!」
母「人の物を取ってはいけないの!」
子「どうして?」
母「見なさい!泣いているでしょ!」
子「いいもん、ボク」
・・まあ、こんな調子で延々と続いていたのが、なかなか面白かった。\(`o'") コラーッ
・・で、結局、そのお母さん、何を言ってもダメ。声は大きくなる一方で、ヘトヘトになっている(笑)
ここいらあたりが潮時かなと、男の子に語り掛けた。
私「ボク、神様、好きかい?」
子「うん!大好き!」
私「そうかぁ、大好きなのかぁ。じゃあ、そのオモチャ、返そうよ」
子「神様・・怒ってるの」
私「怒っては居ないと思うけど・・悲しんで居ると思うよ」
・・男の子は、しばらくじっと考えていた。
そして・・「ボク、返して来る!」と言って走り出し、泣いている小さな男の子の頭を撫でながら、オモチャを返している。
そして、ものの数分で、仲良く遊び出した。
それを見ていたお母さんは、何が起きたのか解らないようで、拍子抜けしたように唖然として居た(笑)
3歳の子供に【理屈】を言っても通じない。
だから私は、3歳の子供が解るような、ほんの僅かな【神様の話】をしただけだ。
お母さんは、最初から「神様が怒っているよ。悲しんでいるよ」と言えば良かったのだ。
笑い話のようでもあるが、これこそが今の日本の縮小図だ。
そこには、神様を信じている者(子供)と、信じていない者(母親)の違いがある。
そういう母親に育てられた子供は、やがて子供の頃には誰に教わったわけでもなく神様を信じていた心を否定されて、大人になる。
そして人間心で物事を判断し行動する。だからこそ、間違いも犯すし、反省心も持たず、自分の価値観の正しさを追い求めるようになる。
一方では、神仏の心を聞くものは、出発点から違って来る。
神仏の心で物事を判断し行動する。
自分の価値観と共に、他人の価値観も共有しているので争い事は激減する。
■人は、それぞれに【魂(心)】を内在するものであり、【肉体は乗り物】に過ぎない。
解りやすく言えば、生きている人間は【レンタカーに乗っている状態】だ。
他殺は、他人が乗っているレンタカーを破壊すること。
自殺は、自分が乗っているレンタカーを破壊すること。
どちらも同じことだ。
だからこそ!他殺はもちろん、自殺もいけないと言っている。
■つまり、「なぜ?人を殺してはいけないのですか?」の答えなど簡単なことだ。
他人が乗っているレンタカーを、破壊する行為だからだ!
レンタカーに乗りながら、【人生修行】をしている魂の、修行を妨げる行為だからだ!
それはまた、自殺と言えども同じこと。何等も変わらない。
自らのレンタカーを破壊して、自らの【人生修行】を閉じる行為だからだ。
■そのレンタカーが、誰のものであるのか知らない人達が、あまりにも多い。多過ぎる。
母体から出て来たものではあるが、妊娠3ヶ月前までは運転手が居ない状態だ。
妊娠3ヶ月の〔つわり〕の時期に、天上界から、【運転免許証】と【レンタカー使用許可書】を持って、魂が母胎に宿る。
母胎である母親から【レンタカー使用許可書】をもらっているわけでは無い。
天上界で使用許可を得ている。
だから、母親から産まれた子供と言えども、肉体は天上界からのレンタカーであり、運転者は天上界で免許を獲得した魂だ。
精子・卵子から出来る受精卵は、生命体を作る為の材料に過ぎない。
その生命体の設計図を書いたのは誰だ?
生命体が分裂しながら増殖する仕組みを作ったのは誰だ?
産まれて後も、細胞単位で増殖し続け、死滅した細胞と入れ替わる仕組みを作ったのは誰だ?
偶然が偶然を呼び、さらに偶然、さらに偶然と、幾重にも重なった偶然の産物として人間や生物が存在しているのだと、本気で思っているのだろうか?
それは〔幸福の科学〕の総裁が例えで言われている、「適当に建設材料を置いていたら、偶然に偶然が重なって、ビルが建った」と言うようなものだ。
そこには、ビルを建てる為の設計図があり、ビルを建てると意図する存在があるはずだ。
人間の肉体とて同じこと。設計者も居れば、建設者も居るはずだ。
海水に含まれる微粒子が、偶然アミノ酸になり、カミナリ電気で偶然タンパク質が出来、たまたま偶然タンパク質がくっついて偶然単細胞生物になった。
そして、たまたま偶然単細胞生物がくっついて複合型微生物になり、たまたま偶然その微生物が生殖活動を行なう微生物に変化した。
そして、たまたま偶然に魚が出来て、たまたま偶然に陸に上がり動物の先祖となり、たまたま偶然に知恵を持つ人間が生まれた。
・・書いていて苦しい(笑)
こうした不自然極まりないものなのに、今の人達は【偶然+偶然+偶然+偶然+偶然+偶然+偶然+偶然】のエンドレスが正解のように思っている。
そうではなく、人体を創る【設計者】が居た。・・とする方が極く自然だろう。
■母胎の材料に、天上界からのエネルギーを得て、胎児は大きくなる。
3ヶ月の〔つわり〕の時期に、天上界から【魂エネルギー体】が胎児に宿る。成長し続けた胎児は、10ヶ月程度を目処にして、この世に産まれて来る。
その間、女性は誰しもが【至福の時】を得ていると思う。それは自分のお腹の中に【未来の天使】が居るからだ。
産まれたばかりの赤ちゃんは目は見えなくとも、天上界から見守っている守護霊や縁ある霊人の姿が見えている。
だからこそ、天井を見ながら笑う。その時には、赤ちゃんを天上界の霊人があやしているからだ。
■そうして私達は産まれて、育ち、大人になる。いつのまにか、天上界の霊人も見えなくなり、両親のみが命綱となる。
だからこそ、赤ちゃんは笑顔で【愛らしい愛】のエネルギーを発している。
どんな頑固親父でも(・・一瞬、自分のことかと(笑))、その【愛らしい愛】のエネルギーを受けたら、微笑むだろう。
それこそが無防備極まりない赤ちゃんの自己防衛の為に与えられたものであり、【(小さな)存在の愛】でもある。
だからこそ、赤ちゃんは生きる事が出来る。
■ところが今は、この【愛らしい愛】のエネルギーを感じ取れない母親が急増している。
そのエネルギーは、魂が母体に宿った時から発せられているのに、気付かない人が居る。
多くの人は、学校教育や家庭教育現場から【宗教教育】が外された為、こうした原理原則が解らなくなっている。
だから簡単な質問のはずの、「なぜ?人を殺してはいけないのですか?」と問われても、チンプンカンな答えしか出来ない。答えられない。
■答えをもう一度言うが、【他人が乗っているレンタカーを、破壊する行為だからだ!】
その結果、この世でも、あの世でも、重い罰が待ち受けているという事実だ。
【5】質問:生きていて良かったと思うこと。
①宮崎氏:(それよりも)苦しみとか、悩みの方が多いなぁ・・。
②勝谷氏:酒・本・ひとり。
③竹田氏:いい仕事が出来た時。
④山口氏:子供の寝顔を見てる時。
⑤加藤氏:60歳にして活躍の場を与えられた時。
⑥金氏:年末年始(の)酒池肉林。
⑦津川氏:人を喜ばした時。
⑧桂氏:出会い、体験。
■じつは、この質問に対する答えにこそ、個性が現われている。
ひとりひとりに指摘しては迷惑な人も居ると思えるので多くは語らないが、現時点での心境のままだとして、10年後の自分がそこに居る。
■今の自分は、【10年前からの自分の思いの産物】だ。
私自身、20代だったと思うが、誰に教わったのか忘れてしまっているが、【男は40歳になった時の自分の顔に、責任を持て】と聞いた事がある。
その時(苦虫を潰した顔は嫌だな、笑顔が似合う自分がいいな)と思った。
そう思い続けていれば、次第にそのような自分になる。
■また、人生の節々で現われる苦難・困難の正体は、大きく分けてふたつある。
①天上界での【約束】通り、守護霊を通して【魂修行】の為に降されたもの。
②予定外の地獄界からの邪魔が入った場合。
苦難・困難の正体の多くは①だ。
だからこそ、その降された問題から逃げてはいけない。学校の宿題のようなものだ。
魂修行目的の為の宿題を、自らが【解いてみせます!】と啖呵切って(笑)、この世に降りて来たのだ。
天上界が約束通り降ろしてくれた宿題は、この世に於いては、苦難・困難として現われる。
その殆どが【魂修行】の為に用意されていたものだ。
例外的に、②のような(悪魔・悪霊)の邪魔が入る場合もあるが、それすらも天上界から地上に降りる前に、事前学習、レクチャーを受けている。
ゆえに、殆どが①だと言っていいほどだが、敢えて②もあると言って置く。
■①が納得出来るには、魂の素質と、年齢的時間を要すると思う。
小学生に、どんなに必死に①を懇切丁寧に伝えても、苦しみは苦しみ、悲しみは悲しみとしか捉えないだろう。
よもや、その苦しみは自分が天上界で約束したものとは思いもしないだろう。
だが、ある程度の経験を備えた時期には、苦難・困難の正体の意味が解るようになる。
もちろん人によりけりだが、真の意味で強くなる為には、苦難・困難の正体を知らなければならないだろう。
■②の典型例が【いじめ】だ。
天上界で「今の世の中に降りたら、こういう事になる場合もある」と事前学習していても、この世の経験不足で心の備えが出来ていない場合がある。
そこを狙って来る悪しき輩が居る。悪しき輩は、悪しき心を持つ者を利用して、【未来の天使】を潰している。・・それが【いじめの実態】だ。
だからこそ、悪しき輩に操られた者は、悪魔のマリオネットの如くとなり、徹底的に【心(魂)の破壊】に至るまで、あらゆる手段で攻撃して来る。
・・この私も、そうだったので、よく解る。解り過ぎるくらい、よく解る(汗)
だから、そういう輩から身を守る為には、霊的世界の真実を知って置かないと、戦っているつもりが・・いつのまにか、戦わされている事も少なくない。
いつのまにか味方同士で戦って、悪魔の思うツボ、ドツボに嵌った状態になる事も少なくない。
そういう場合、必ず【相手(のみ)が悪い】との思いが【心を支配】しているので、気を付けなければならない。
人ごとでは無い。私だって同じだ。(極く一部の人を除いて)例外の人は居ない。
■人は、誰もが【魂修行】と共に、それぞれの【使命】を持って産まれて来る。
その【使命】が何であるかに、人生の早い内に気付いた人は幸せだ。時間の余裕がタップリとあるのだから。
私のような歳になって薄ぼんやりとしか解らない者は・・(汗)
とにかく、自分が何者であり、何を使命として産まれたかは、【朝起きて、最初に何を考えている自分か】を振り返ってみたら、解りやすいかと思う。
①目が醒めた瞬間から、他者(家族~国家)の幸せを考えている人。
②自分の幸せのみを考えている人。
③他者の不幸を考えている人。
④不幸な自分を見ている人。
・・いろいろあると思うが、私は基本的には子供の頃から①だった。だが、自分自身が病に倒れた時には、①は薄れて②になっていた。
③④は、私の中には無いもので、勝手に想像して書いたものだが、そういう人も居ると思う。
【朝目が醒めた時】と、【1日を振り返って】、今日はどれに当てはまっているかを考えれば、おのずと自分が何者であるかも次第に解ると思う。
常に①が多い人の場合は、自分の使命が解るかも知れない。
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- ◆〔たかじんのそこまで言って委員会〕より:命の重さを考える① (2013/01/22)
- ◆【日本・中国は、滅亡か?繁栄か?】信仰無き中国、信仰薄き日本。どちらもどちらで大差は無い。真に日本や世界を救えるのは、武器弾薬ではなく信仰心だ。 (2013/01/18)
- ◆【自灯明:自らの心に光を灯そう】いじめは光と闇の戦い。もしも闇に負けたら心が壊れ、心身とも支障をきたす事になる。(+いじめ解決現場より) (2013/01/16)
- ◆【日本の社会主義化が先か?中国の民主化が先か?】嫉妬から始まった中国覇権主義には愛の力が不可欠だ。そして他力本願のみでは国家は護れない。自分の国は自分で護ろう。 (2013/01/12)
- ◆【愛と克己心】いつの世も、「無理だ、出来ない」と、思わない人が、歴史を変えて来た。 (2013/01/10)
- ◆【視覚文化は滅亡への文化】国難時の視覚文化は、理性や悟性が育たず、国家弱体に繋がる。簡単に言うと「平和ボケ人間」の大量生産。 (2013/01/06)
- ◆【NHK大河ドラマ】戦の中には避けられないものがあり、正義がどちらにあるのかは、その時点では解らない。だが100年経てば解る。 (2013/01/03)
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