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◆【いじめ問題解決は、教師の胆力】今は、労働者教師が多くなり、教師としての責任放棄、問題逃避、自己保身の精神的幼児型教員が目立つ。


また、一昨日、「いじめ」の相談を受けた。


解決に導くには、簡単だが、簡単ではない。


禅問答のようだが(笑)、本来ならば、3日で解決出来る相談内容だ。





■相談者さんの守秘義務があるので、詳細なことは書けないが、「○○先生ですか?」と電話が入ったので、一瞬とまどってしまった。
生まれてこの方、「先生」などと呼ばれたのは初めてだ(汗)


それはともかく、相談内容は、私にとっては幾多の同じ相談を受けたものであり、早い時には即日解決という事もあった。


本来ならば長い期間を要するものでは無いのだが、今回は解らない。
加害者5人の親が、「自分の子供は絶対に悪い事をする子ではない!」と、非を認めないからだ。




■私は相談を受けて解決に向合う為には、


・最低限でも【加害者本人の(心からの)謝罪】


・そして【加害者の親からの(心からの)謝罪】を求めて来た。


・「いじめ」の内容に寄っては、学校からの謝罪】も求めて来た。


学校から、よく尋ねられるのが「加害者の親の謝罪が必要なのか」、「加害生徒だけではいけないのか」だ。
これは、良心的な校長であれ、悪質な校長であれ、よく聞かれる言葉だ。




■ある学校では、積極的に「いじめ」問題に取り組んで居られた。
11人の生徒の暴力行為を見逃さず、生徒達に謝罪をさせて居られた。


だが、それでは済まなかった。今度は先生達の目に見えない所で恐喝行為を始めた。


なぜに?こういう事になるのか?・・現場の先生達の多くは解って居られない。





■3年前、山口県教育庁主催の「不登校フォーラム」があり、私も参加した。


第1部の発表講演でも、「?」と思う事は多かったが、「不登校児童生徒」に取り組む姿勢が感じられた。


この1部でも、「いじめ」に関わる人間としては、【不登校の原因】が分類されていた事だが、気にくわないというか、気に入らなかった。


不登校の理由は、「いじめ」、「暴力」、「仲間はずれ」等の5項目に分けて発表されていたが、その5項目すべてが「いじめ」に寄るものだったからだ。


そして、【その多くの原因が、家庭の躾にある】と結論付けていた。
どうやらそのあたりが、学校の見解らしい。


発表講演なので質問の機会は無かったが、私としては【その全部が「いじめ」ですよ】と、言いたかった。




■【確かに家庭の躾は、「いじめ」に繋がり、不登校の原因になる】が、「いじめ」が起きている場所は学校内が殆どだ。


ゆえに、家庭の躾を論文発表する前に、【自らの指導力】こそ研究発表されたらいい。


今の教育界は、指導力不足の教師達が、家庭の躾に責任転嫁をしている。


「いじめ」が起きている場所が学校内なのだから、【学校安全配慮義務】が科せられていると知り、責任を持って対処しなければならないはずだ。




■この時の第2部での、パネルディスカッションは酷いものだった。
校長(男性)、カウンセラー(男性)、PTA会長(女性)、民生委員(女性)の4人で為されたが、【不登校の原因は、すべて家庭教育に問題がある】だ。


校長が家庭の躾を語り、カウンセラーがサポートする。
PTA会長(女性)は自己体験としての家庭の躾を語り、民生委員(女性)は相談を受けた側として家庭の躾を語る。
とんでも無い事だ!


全員が【不登校の原因は、すべて家庭に問題がある】としていたので、私はワナワナと震え出し(笑)、質問のチャンスを伺っていた。
(一緒に行った人からは、「絶対に質問すると思っていた」と言われたが・・(汗))




■「質問はありますか?」と聞かれたので、即座に手を挙げたら、NHK山口放送局と、KRY山口放送が、マイクとカメラを持って、私を映し始めた。


私は、まず、「現在、山口県内には何人のソーシャルワーカーが居られますか?」と質問した。
これは、その事自体も知りたかったのだが、とんでもなく酷い事を言うカウンセラーに対しての嫌みでもあった。


(私の質問がキッカケになったのか?どうかは知らないが、翌年度から山口市に「ソーシャルワーカー」が置かれた)


次に、「私は、『いじめ』相談・解決に関わる者であり、当然、不登校の理由は『いじめ』であります」


「その児童生徒達が不登校になり、学校に行けなくなっている大きな原因に、加害者からの【報復行為】があります」


「学校関係者様は、この【報復行為】に対しての【御認識と対処法】をお持ちでしたら、伺わせて頂きたいと存じます」




司会の校長が「報復ですか?」と聞き返すので、「そうです。ほ・う・ふ・く、です」と、大きな声で言ったら、
NHK山口放送局と、KRY山口放送は、目の前のマイクとカメラを持って逃げた。撮影中止だ(笑)


別に、おかしな質問ではないと思うのだが?


司会のマイクは、右に左に2周したが、【誰も答えられない】。仕方なく、校長が答えていたが、質問内容とは全然違う。


この時私は、【学校は、「いじめ」がどんなものか解って居らず、児童生徒達が報復行為をする事すら、知らない】と、確信に近い残念なものがあった。


(閉会後、周南市と美祢市の教育委員会の人達が「あなたの言われる通りですよ」と、寄って来られ、その言葉で救われた)





それゆえに、前述のような、せっかく11人を掴まえて謝罪させたにもかかわらず、後から事態が大きくなっている。


そこには、加害生徒達からの【報復】が待ち受けていたからだ。


この時の学校は、生徒の謝罪のさせ方が、間違っていた。
11人全部を集めて、被害生徒に謝罪をさせていた。


そういう事をすると、加害生徒は、【1/11】しか、重みを感じない。
だからこそ、次には隠れた所で【報復行為】を始める。




■そういう事を考慮して、学校がやらなければならなかった事は、【1対1の謝罪】が基本であり、その謝り方まで見なければならなかった。


まずは加害生徒に対しては、心からの謝罪をさせる為に、【自分がどんなに悪い事をしたのか】を教えなければならない。


だから、ただ単に「ごめんなさい」では無く、
「自分は、こうこう、こういう事をして、被害者を苦しめました」と言わせた後に、「ごめんなさい」だ。


その間の11人は、口裏を合わせたり、悪の仲間意識を持たせない為に、それぞれ接触させないか、数人の教師が見張っている事だ。
そうしながら、ひとりひとり呼び出して、自分のした事を言わせた後に、謝罪をさせる。


出来たら、その状況が、加害者にも解るようにビデオカメラを向けて置く。


そうしたプレッシャーの元に置かなければ、暴力生徒達は反省などしない。
被害者への【報復行為】が待っているだけだ。


もちろん、そうしたビデオ撮影の是非は問われると思うが、今の「いじめ」は、そこまで加害者へプレッシャーを与えないと治まらない、と知るべきだ。


私が教師だったら、処分覚悟で、最低でもそこまでするだろう。





■【加害者の親からの(心からの)謝罪】を求める理由も、そこにある。


基本的に、加害生徒は【反省しない、出来ない】と、知って置くべきだ。
それが簡単に出来るのなら、最初から「いじめ」などしない。


だからこそ、【親が本気で謝っている姿を見た時】、自分が悪いことをしたのだと気付く。




■しかしながら、どんな親でも自分の子供は可愛いし、親そのものが【自己保身者】であることも少なくない。


そんな親に、学校は必死で説得しなければならないのだが、残念ながら、今の先生達には困難な壁に見えるようだ。


それは、最初から先生達が自身と信念が無いゆえに、負けている】からであり【説得力】に欠けているからだ。


他の誰のせいでも無い、教師の器量の問題だ。





■今回、相談を受けた人の担任の言葉には、驚かされた。


「私の力不足で、どうしようもありません。転校されるのなら、その方がいいと思います」だ。


昨日、被害者の両親と共に学校長と話し合ったが、この担任教師からの正確な報告は受けて居られなかった。


私は、校長先生に「自分の力不足。だから転校を奨励する」ような担任には、指導のお願いをした。




■今件は何のことはない。一にも二にも、担任の生徒指導力不足が原因だ。


だが、こうした臆病なサラリーマン先生、もっと言えば【単なる労働者としての先生】が、あまりにも多過ぎる。


【教師は聖職】の言葉など、いつのまにか消えてしまっている。




■校長先生は、良い人だが、御両親の話を聞かれて、加害者と加害者の親からの謝罪を求めたら、「ここが、難しいですね」と、悩んで居られた。


要するに、加害者の親に「あなたの子供さんの非は、こうこうこうしたもの」と、説得する自信が無いだけだ。


ならば、私が代りに言ってあげてもいいが(笑)、こればかりはそうはいかない。
もちろん問題がこじれた場合は、いくらでも出て行く。その程度の覚悟なくして、「いじめ相談」など乗れるものでは無い!


私も相談を受けた者ではあるが、何等の権利を持つ者では無い。調査権も無ければ、指示命令権も無い。


そうした中で、武器となるものは、【心】しか無い。心の解らない人達に、心で挑む事になるので、器量・力量の問題になる。


そんな中でも私は、40人近い不登校の生徒さんを復学させて来た。

1日で終ったものもあれば、3日で終ったものもある一方、半年、一年掛かる場合もあった。




大阪市の問題は特別であり、学校は最初から加害者と結託して、【事件隠し】を行なっていたと思える。


被害者を、あたかも加害者の如く見せ掛けて、学校全体がそのように持って行っていたフシが伺える。


ここまで、徹底的な自己保身に走る人の場合、何等かの後ろ盾があるかとしか思えない。


御両親の諦めない力で、すでに問題は明るみに出ているが、それでもまだ、校長と加害者は、【逃げ切り態勢】に入っている。


ここまでなると、もう、同じ人間とは思えない・・のが、正直なところだ。




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Trackback [0] | Comment [0] | Category [いじめ問題(学校・教育問題)] | 2013.01.29(Tue) PageTop

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