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◆【さまざまな人生模様】素晴らしい二人の体育教師


 
 【過去記事移動】 過去、このブログに書いている中で、今でも使えそうな話を移動します。 - 2006年1月9日のブログより。

  過去記事の分類整理中です。過去に書いていた内容が、今でも通じるものを再UPしています。
  ブログ記録でもあるので、記事内容は変えていません。 変えないで「追記」で示します。
  古いレイアウト(行間、大きさ、色分け、仕切り、等)だけは、今の私に沿った形にしています。



中1の時の担任のK先生が、話相手を求めてかな?頻繁に遊びに来られる。

柔道の達人で当時の体格は100㎏以上。

保健体育と社会の教師だった。




私には小中高と12人の担任教師が居るが、このK先生は家も近いし身近な先生でもある。

K先生もそうらしい、何千人、それ以上の生徒と接しているはずだが、私は特に印象に残っているとのこと。

中学教師になって初めての担任だったからだろう。

お前はああだったこうだったと、自分でも知らないことを今になって教えてもらっている。


ほとんど人の批判はしないK先生だが、それでも私への評価が高過ぎる。

「K先生、それは誰か別の者と間違えてるよ」と言っても、『いいや、お前だ』と言う。

それは人間誉められれば舞い上がって嬉しいものではあるが(笑)


成績優秀、運動抜群の文武両道、さらには性格が良いとあらためて言われると、「いやぁ、それほどでもあるよ」とは、ならないものだ(笑)

・・マジで、K先生ボケ始めてるのじゃないかって思ってしまう(失礼)


■『女房がお前のことを見て、いつも「この子っていい子っちゃね」と言っていたぞ』

K先生の前妻は40代で亡くなったが顔すら覚えていない。接点も無かったのに?


『お前はテニスをやってたろう。他の奴はポコポコ、ボコンと打っているのに、お前の打球の音はビシッも、バシッだぞ』

『今でも、あの音は今でも忘れられん。小気味良い痛快な音を出していたぞ』

「K先生、それは絶対に他人の間違い(笑)。だって僕は1年生の1学期しかテニスしてないんだよ。球拾いばっかりでコートにも立たなかったのに」


・・本当にそう思っていた。昨日の朝までは。

突然、何ヶ月か前に聞いたこのK先生の話が夢見心地に出て来た

テニスコートでは無い。

体育館と倉庫の間の広場で壁打ちをしている。

情景が浮かぶ。

ゆっくりゆっくりと思い出す。


・・そうだ!あの頃は壁に向かってボールを打っていた。

体育館の横だから柔道教師が見ていてもおかしくは無い。


他の連中は、壁とラリーをやっている。

いかにも楽しそうだ。

私は?というとK先生の言う通りだ。

壁に向かって勢いよく打っている(笑)

見定めた的に向かって思い切り打込むものだから、もの凄いスピードで戻って来る。

だからラリーなんて出来たものじゃない(笑)

だから私はテニスが下手だと思っていた。

下手なのは間違いないのだが(汗)


・・そうか!K先生はこのことを言っていたのか!

先生とは生徒が知らないところまで、よくもまあ見ているもんだと、改めて感心する。

だけどまあ、強烈に打込む音を今もって覚えてくれているとは、ありがたいものだ(笑)


■考えてみると、確かにそうなんだよなぁ・・。

高校の時など、ソフトでバッターボックスに立ったら、外野が全員スススと下がる。

気持ちいいのなんのって(笑)

下がった奴らの頭上を目差して打ち返すことだけに集中する(笑)


間違っても内野と外野の隙間を狙うなどしない。

ほんっと、性格が現れてるなぁ(汗)

ピッチャーの奴「う~ん、どこに投げても打たれそうな気がする」って言ってたな。


たかが素人ソフトボールだ。

バットの届く範囲だったら確実に飛ばせる。

・・たとえ大根切りでも(笑)

その時には何とも思って居なかったが、相手に与えていた雰囲気って何だったのだろう?

構え?

打ってやるぞって気合い?

・・伝わるのだろうか。。




そういえばもう一人、ある高校の補導主任で怖れられていたSも同じだったな。

Sも気持ちいいほど放物線を描いて飛ばしていた。

サッカーやっていたし、顔つきも確かに怖い奴だ。

教師になっても坊主頭と辛口。

ほんとうにキツイ奴だと思うが、こういう教師こそ必要だと思うのは私だけだろうか。

今時、生徒に恐怖心を与える、与え続ける先生は奴しか居ないからなぁ(笑)




私は、数ヶ月前にK先生を強い口調で責めたことがある。

高校同級生のお姉さんを後妻にもらって居たが、いつのまにか居なくなった。

その同級生からはK先生の悪口を聞かされる。

その男は私の苦手なタイプではあったが、ついつい話を鵜呑みにしてしまった。


■『ワシは、ワシの人生に悔いは無い』 、K先生の言葉は立派だが、私は言った。

「先生!先生は、やり残していることがあるでしょうが!」 

「子供達を嫁に出して、嫁をもらって、それが親の努めでしょうが!」

「K先生は教育者としては立派だよ、だけど家庭人では無かったのじゃないの?」


『子供達は子供達だ。自分の道を行けばいい』


■「まだあるよ、この際だからはっきり言う。どうして後妻のあの人を追い出すように・・」と、話始めたらK先生は涙を浮べて涙声になった。

よく言ってくれた。よく聞いてくれた。誰にも言えずに一人で苦しんでいた。ワシが我慢して居れば済むと思っていたが、お前だけに話すから聞いてくれ』


話の内容は驚くべきものだった。

追い出したのでは無かった。

逃げ出したのだ。

詳しくは書けないが犯罪行為だった。

世間では聞く話でも、こうして身近に聞かされると背筋が凍る。

宗教心が無いということは恐ろしいことだと、あらためて思う。


■「K先生、僕のように誤解している人間が多いと思うよ、どうして言わないの?」

『聞かれたら話すこともあるかも知れないけど、わざわざ言うことじゃ無いだろうが』

(この先生は凄い!)そう思った。


「わかったよ、今度誤解している奴が居たら、K先生の誤解を解いてあげるよ」

『そうしてくれるか・・すまんなぁ』


その言葉にこそ、苦しみを背負いながら生きているという本音が現れていた。。




もう一人の、同級生のS教師にも大きなエピソードがある。

私の店で大量の万引きがあった。

調べに調べてみたが・・、どうしても、ひとりの男の子にたどり着く。


まさか?あの子が?

信じられ無いまま、思い切って園に向かった。

彼は交通遺児だった。

重い足取りで玄関を開け事情を話す。


■園長が出て来て「あの子は絶対にそんな子では無い!」と言う。

私もそう思いたかった。

「疑うのなら、部屋を見せてやれ!」・・なんとも横柄な園長である。

彼の部屋のドアが開くなり、私はうなだれた。。


付き添いの先生が『どうですか?』と聞いて来る。

「・・もう・・いいです。あの商品は私の店の物ばかりです」

体中の精気が抜けてしまったまま、店に帰った。


■その晩、その男の子と付き添いの先生が現れた。

男の子の目は、今までとは違う。

鋭い眼光で私を睨んで居る。


とりあえず話でもしようと向き合って座った。

「君は、どうしてここに来たのかわかってるよな?」

『いいえ!わかりません!』・・鋭い目で睨みながら彼は答えた。


・・どうしたものかな。このままではいけない。

私は、わざと大声を出した。

「いいかげんにせんかあ!」


「あれを見てみろ!あのカメラが今まで有ったか!なぜ付けなければならんのだ!」


「カメラを付けるってことは、あなたを疑ってますよってことだぞ!」

「店と客の間に垣根を付けるのだぞ!それがどれだけのものか解ってるのか!」


男の子は鋭い眼光のまま睨み返している。


威嚇はそこまで。

トーンを落として、彼の心に訴えた。

「君はね。いったい何人の人に迷惑を掛けたか。わかっているか?」

「おじさん、おばさん、店員さん、園長先生やこちらの先生もな」


男の子は顔を伏せて、大声で泣き出した。

学校はやめたい、警察に突き出してくれと言う。


「警察には言わんよ。君の将来のためにならないと思うからな」

「万引歴ありというレッテルが貼られたら就職にも響く」


「な、正直に言ってくれ。君はパシリだろ?仲間が居るんだろ?」

『いいえ、僕ひとりでやりました』

「おじさんにはそうは思えんが、学校でイジメにでも遭っているのか?」

・・そんなことは無い、どこまでもひとりでやったと言う。


「わかった。警察には言わん。学校も続けろ」

「そして卒業証書をおじさんに見せろ!出来るか?約束しろよ!」

その日はそのままうなだれて、泣きながら付き添いの先生と帰った。


翌々日、うって変わって、笑顔の彼と先生が現れた。

なんと、お詫び状まで書いている!

『僕は、おじさんに言われるまで、何人の人に迷惑を掛けたかなど考えたこともありませんでした。学校は続けます。卒業します』

1枚の紙には、彼の生立ちと心からの反省、新たな誓いが綴られていた。

彼の生い立ちを見た時は、正直、涙が滲んだ。


『このことを学校に話しました。無期停学処分になりました』

「無期停学処分だって?誰がした?」

『校長先生です』


■彼らが帰った後、さあ大変(笑)

すぐさま高校へ電話をした。

「○○と言います。補導のS先生をお願いします」

『おおワシだ、元気にしてるか? 学校へ電話して来るなんて、どうした?』

「・・・お前は何も知らんと言うことだな。校長は居るか?」

『今は居ないと思うが、何かあったのか?』

「じつはな・・」


「なあSよ。お前の学校は被害者が届けてもいないのに、生徒の言葉だけで無期停学にするのか!確認もしないのか

今から、お前の学校を教育委員会に訴えるから、校長にそう伝えとけ!


『おいちょっと待て、なんだそりゃ?』

『ワシは今は補導じゃないから様子がわからん。 とにかく大至急、補導の先生をお前のところにやるわ。話をしてやってくれ』

補導の若い先生が血相変えて来た(笑)


『この度は生徒がご迷惑を掛けて・・』

「私はまだ何もアクション起こして居ないのに、何を先走りされるのですか」

『すみません・・、とりあえず彼を守る意味もありまして・・』

「守る?イジメに遭って居るってことでしょうか?」


『・・このアルバムが生徒全員ですが、見覚えのある顔があるでしょうか?』

「ありますよ。この子に、この子、この子・・、先生? どうされました?」

うなだれていらっしゃいます(笑)


『今言われた生徒全員、園の子です』

「ほう、やっぱり彼はパシリか。やはりイジメですか」

私が指摘した生徒共は、全員が要注意印だとのこと。




■しばらくして、私は〔幸福の科学〕の本を携えてS先生に逢いに学校へ行った。

『おお解った。ありがとう。大切読ませてもらうからな』

こやつ、丸くなったな。生徒から怖れられる先生とはとても思えん。

・・が、直後に彼の実態を見ることになる。


■ドアが開き、生徒が毎日の日誌を持って来た。

『持って来たか、ところで時計は何時だ』

「4時5分です」

『何時までの提出だ』

「4時です」

『解ってるなら、これを持って帰れ。書いたことは認めてやるが、今日は受け取らん』

「はい!失礼しました。ありがとうございました」


・・まるで軍隊教育だ(笑)

さすが体育系教師。


■「おい、お前はほんまに厳しいやっちゃなぁ、あれでいいんか?」

『馬鹿言うな、今時ワシらは何も言えん、なんだかんだでウルサクて何も出来ん』

「確かに、PTAやマスコミで、やりにくくはなったろうな」


「ところで、あの男の子、お前に任すと頼んでいるが・・、その後はどうだ?」

『元気にやってるぞ、毎日ここへ来させる意味もあって日記を書かせてるわ』



さすが熱血教師。

学校一怖い教師に、毎日日記を書かせて提出させたら、イジメっ子もイジメが出来なくなるだろう。


「安心したぞ、よろしく頼むな!」と、帰ろうとしたトタン。

『あのなあ、お前の本、ワシは少しは知っているけど、ワシよりは校長に見せろよ』

「校長?何かあるのか?」

『ワシは、校長こそ読むべきだと思うけどな』

彼が、逢えと言った校長は、外出していたので、そのまま帰って以来その後行くことも無かった。


それから間もなく、その校長、生徒に罪の無い罪を着せて、新聞沙汰にまでになった。

辞職か懲戒免職かは忘れたが、辞めさせられた。


校長の行為は、自己保身そのものだった。

被害者を切り捨てて、加害者を容認していた。


■私は、同じ過ちを繰返させてしまったわけだ。

無実の罪を着せられた生徒は転校し、心の傷が残っていると思えば、タイミングを逃したことで新たな苦しみを産み出したかも知れない。



ふたりとも仁王のような教師だが(笑)

私の素晴らしい仲間でもある。




【追記:2017.04.16.】

この二人の教師は、人生を全身全霊で教育に捧げた男達だった。


■恩師は講道館で、熊本から出て来た中学生の山下八段を育てた人だ。

数年前、天寿を全うして還られた。

恩師と山下八段のツーショット写真を、頂く約束だったのだが(笑)

亡くなるとも思っても居なかったので、そのままになったが・・。

その写真の二人の姿は、今も私の脳裏には焼き付いている。


また、友人教師は定年だ。

彼のような男こそ、教育現場には必要だったのだが。

まだまだ家庭に埋もられるには惜しい男だ。

大病をしたようで、それも叶わないが、この男もまた奇跡の復活を遂げた。

まだまだ、この世の役目があるのだろう。





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